1.1 この規格は,常圧養生した気ほうコソクリート(以下気ほうロソクりートという。)の長さ変化について規定する。 なお,高圧養生した気ほうロソクりートについてはJIS A 5416(ォートクレーブ養生した気泡コンクジート製品)による。1.2 ここでいう気ほうロソクリート(<上1>)とは,セメソトペースト中に微細な気ほう(<上2>)をセメソトべーストに対する容積比で25%以上均等に含ませて作ったもので,かさ比重(<上3>)が1.2以下の常圧養生したコソクリートをいう。注(<上1>)気ほうコンクりートには,骨材などを含むものもある。(<上2>)気ほうはコンクリートペーストに発ぽう剤もしくは起ほう剤を混ぜるか,または,あらかじめ用意した安定なほうまつ(泡沫)を用いるなどして作る。(<上3>)かさ比重は,JIS A 1161(気ほうコンクリ-トのかさ比重,含水率,吸水率および圧縮強度試験方法)の6.2によって求めた絶乾かさ比重をいう。1.3長さ変化は,以下の規定によって試験した場合の供試体の有効長の変化の割合から算出した変化率で表わす(9.長さ変化率の求め方参照)